昼頃目覚めると、腰とアバラと首と頭と胃と腕と背中と足と尻と掌と喉がいずれ劣らず痛む。なんだこりゃー、と思っているうちにどんどん熱が出てきて、2時半頃にダウン。夕方になってさらに熱は上がる。突然、喉が言うことを聞かなくなって、かすれ声しか出なくなる。最近、高熱を出しやすくなっているようだ。動けないししゃべれないし痛みは引かないし、下痢じゃないのだけが救いだ。今年の風邪はいきなり来るのかな、と思っていたが、考えてみると28日の朝に今朝とそっくりな全身の痛みがあって、でもリポDとかでごまかしてたんだった。夜明けになってセキが強くなる。病気のときは、体調が否応なく時間帯によって弄ばれるのが心地よい。

やることできることがないのでDVDでも観る。なぜかいまさら少林サッカー。最高だったのはカレン・モクセシリア・チャン演じるヒゲの双子で、デビュー時のパフィーよろしくお揃いのドレッドにお揃いのユニを着て、ヒゲだけはあごひげと口ひげに散らせている。一方をフェミニン/キュート方面に、一方をマスキュリン/カッチョ方面に振る手法も一緒だ。熱のせいもあって割とボケーッと流し見てたんだけど、ここだけ一気に体温が上がった気がした。僕は女の子のヒゲ扮装がとてつもなく好きで、しかも美人の双子に対して執着に近い感情を持っている。ついでに言えば化学繊維のぶかぶかショーツもたまらん。特別出演扱いの彼女らを扮装させるのにいろんなアイデアが出ただろうが、こんなにジャストミートなスタイルを選んでもらって申し訳ない(誰に!)。