正直に言います。今年に入ってから、まともに仕事してません。レギュラーだけこなしていれば食べるのには困らないのですが、それだけでは仕事したーって感じにはなれなくなっちゃった。去年の11月みたいな、ひと月で50ページ近く入稿するようなペースじゃないと、月の半分は本気で没頭してるような状態じゃないと満足感が得られない身体になってしまったようです。

一日中テレビを見てだらだら過ごし、日にちが変わる頃に飲みに出る。それだけです。集中力うんぬんのレベルではなく、急かされないと何にもやる気が起きません。いろいろ原因はあるのでしょうが、僕はテレビのせい、ということに決めました。そのことがらの原因全てをひとつの何かのせいにしてしまうのは、愚かしいだけに気持ちがいい行いです。テレビは最高に面白おかしくて最高に唾棄すべき現代の延命装置ですが、こんな高度なものを僕がうまく取り回せるわけがありません。

というわけでシイナごめん! 君がくれた14インチと24インチ、欲しがってる人がいるのであげちゃっていいかな。

深夜、ハルコに延々と20世紀的な階級論をぶってしまって、なんだかたいへん申し訳ない気持ちにさせられる。あのね、僕が言ってることなんて稚拙な上に時代遅れも甚だしい、ほんとに取るに足らない屁理屈なんだ。できれば気にしないでほしい。いや、なんかほんと凹んだ。何新左翼みたいなこと言ってんだ俺は。KUSOー。

ああ、なんかほんとに何にも手に付かない。雨を眺めて夜が明けた。