おやすみします

ここで日記を書いていくことが誰のためにもならないと思うに至りました。忘れっぽい僕の備忘録くらいの意味合いから再開したんだけど、個人の暮らしや想いをあからさまなかたちでつづって人前に出す、なんて離れ業、僕の手にはとうてい負えるものではありませんでした。

思い出すのは渡辺有希さんがサイトを閉じたときのこと。もちろん彼女と僕じゃ比較対象にならないくらい出来が違うのはわかっちゃいるけど、会ったこともないあの人が日記を続けられなくなった理由が、いまでは少しだけわかるような気がします。会ったこともない人のことを思い出せたりするのもウェブのいいところなのかもしれないけど、それにしても公開される日記という形態は僕がドライブできる範囲を大きく超えていたと思います。

それでも、備忘録として、またネタ帳として役立つことも多いと再確認したので、日記はつけていこうと思います。そのためにノートとペンを買いました。ここはまた、ときおり更新で雑文をつづっていくかたちに戻します。僕は元気です。それでは。