ちょっと本格的に体調崩しそうだったので医者に。例によっていろいろお話ししたり窘められたり叱られたりしたぜイエー!なんかはっとさせられたり考えさせられる話が多くて診察室に長居、しまいには飯食うからとっとと帰れと言われる始末。収穫多かったように思う。

その後神保町。ひさしぶりに巡回した。買った本についてはまたのちのち。

小宮山で角川文庫リバイバルのイエーツ「魔の井戸」を見つけて、いやイエーツなんてぜんぜん僕のテリトリーじゃないんだけど、「あらラッキー」くらいに値段なんか見ないでレジ持っていったら2625円(税込み)ですと!まったくもう。

あ、ヴェブレンはとうに放り投げてます。根性なしとでもなんとでも。だって読めんよ、あんな翻訳。

そんで翻訳といえば、朝日書評欄で木田元ちゃんが誉めてらした長谷川宏訳の精神現象学。立ち読みしてきたけど噂に違わぬ超訳アカデミー出版もびっくり。いまの僕にはヘーゲルに立ち向かう気力も動機もないけど、読みたい本がこのくらいの訳で出たら幸せだろうなあと思う。「フランス語なんてできやしないさ、ただ日本語がうまいだけなんだ」という台詞を思い出してみたり。

晩に復活アシパン祭に顔出したんけど終電前に帰宅。