昼過ぎ、父と雑談。まず将来のこと。全部正しいです。まいりました。定年してからずいぶん話すようになったなあ。夜中どこへ出かけてるのか聞かれ、延々と説明する。そういえばずいぶん境遇の違う父と母はダンスホールで出会ったんだっけ。あと横田の米軍ハウスや同潤会アパートの家賃高騰について話すとひどく立腹しておられました。根っからのプラグマティズムのひとだから。

はなしがひとまわりしてお仕事のことになった頃、どこからともなく強力な「ボコッ、ボコッ」という音。気にしつつも話し続けるが音は一向に止む気配がない。裏手をのぞくが道には誰もいない。あああ・・・。

── 風呂沸騰。父憤慨。
浴槽の底にはちょっとびっくりするくらいの湯あか。湯どろといったほうが適切か。沸騰の強力ジャバ効果に「怪我の巧妙」と父笑う。僕は入浴剤にウーロン茶を使っているので、茶しぶのせいもあってずいぶん汚れていたみたい。手おけとかすぐに茶ばんじゃうし。 風呂釜痛むかもしれないけど、ジャバで落ちない汚れまで落ちます、沸騰。

夜半過ぎに靖が来宅。(中学の同級生。靖、孝夫、英、元で地元のバカカルテット全員就職難民)卒論に追われてるのに英もやってくる。3:30解散。

ちくま日本文学全集:内田百ケン(かわいらしい鏡花?)、モーニング