ほんとはコロンバスデイで休日なんだけど、うちの大学は(知らんけどアメリカの大学みんなそうなのかも)月曜に重要度の高い授業を組みがちなので、休日にならず。11月の水曜日に振り替え休日があるらしい。あと月曜はカレンダーどおり休むんだけど翌日の火曜が月曜の時間割になる、マンデイスケジュールと呼ばれてる変則パターンも多い。火曜日かわいそう。先生も自分の授業が火曜日に組まれると、あ、俺の授業って学校から重要視されてないんだって認識したりするらしい。

朝イチはプライベートレッスン、リンカーン先生、おれがLow-Bに張り替えてるの見て爆笑。「いいよいいよー、僕はそのほうが好きだな、君も何かに気づいたんだね」そんなこと言われたら戻しづらいじゃないか。でも実際のところ、Low-Bも悪くないなーという気持ちにもなりかけてたりして、もうこれでいっか。適当すぎるけど。授業はアフロキューバンのバッキングパターンなど。リンカーン先生はアフロキューバンの教則ビデオが売れて有名になったので、やっぱり教えてて楽しそう。

そのあとムーブメント。中間試験に向けて課題が増えてきた。来週は自分の楽器を持ってきて16小節をみんなの前で弾き、音楽のことは横に置いてステージアクションや身のこなしについて講評しあうという地獄タイムが言い渡されている。座って弾きたいよね…。昼寝しに帰宅してから対位法2時間やったのち、奥さんのご学友でBUでファイナンスやってるケンちゃんとギルちゃんというチャイニーズが迎えに来てくれ、オススメの中華屋で夕食へ。クミンの効いた羊の串がうまかった。

彼らが富裕層のご子息で国内の所得格差が大きいのは百も承知だけど、でも教育に惜しまず投資して国を富まそうとする彼の国の感覚は、景気が好循環してんだろうなーって伝わってくる。バークリーの留学生はコリアンが圧倒的な差をつけて1位なんだけど、セメスターごとにチャイニーズの人口が増えてきてるのをみんな感じている。いますでに2位が中国らしいけど、そのうち逆転するんじゃないかってこないだジョーが言ってた。あとケンちゃんはナードなルックスなのに巨大なマスタングに乗って登場したので、ああ国に勢いがあるこういう感じいいよなーと思った。