チケットを買い逃したウエーンと駄々をこねていたら、ご本人から連絡をいただくミラクルがあり、無事行ってまいりました流線形3年ぶりのライブ。楽曲も比屋定篤子さんも言うまでもなく素晴らしいのだが、千ヶ崎学さんと北山ゆう子さんのリズム隊がすごい良くて、特に北山さん、ドラムの鳴らし方がぐっと来たな。女性ドラマーっぽさは失わず、かつ太鼓を太鼓として鳴らしてる感じ。何言ってるんだか伝わりづらいけど。

ドラムってすごく不思議な楽器というか、現代に至っても輪郭の定まっていない変な立ち位置の楽器だと思う。ピアノはピアノじゃん。でもドラムセットって人によってバラバラだし。ただ要素に分解すると、あくまでタイコの集合なんだよね。それをよく忘れてしまいそうになる、特にDTMで打ち込んでたりすると。ただの、皮が両側に張ってある太鼓、そのプリミティブな要素単位を思い出させてくれるドラムでした。ぜんぜんうまく魅力を言えてないw。

クニモンドくんはずっとブレずに活動を続けていて、それがこういう結実を見せていて、素晴らしい。ほんとに、すごい。自分は何もなくて、ほんとに情けない。帰り、夕焼けがきれいだった。