マンガ読みのみなさまにおかれましてはすでに決断なされた方も多いかと存じますが、えーといまさらながら、ヤンマガ切ることにしました。いまやヤンマガで読みたいのはカイジ湾岸ミッドナイトしかなくなってしまい、ひょっとしたらカイジすらもう連載じゃなくても良いのかもしれない。湾岸だけなら立ち読みで済ませるべきだ。売り上げ落ちないと変わらないだろうし。湾岸は素晴らしいよ。完全に他の誰も近寄れないところに来ている。路頭に迷ったとき、大切なものを見失いそうになったとき、手に取ってめくるべきは湾岸である。クルマ漫画の体裁をとったマイ・リトル・折りにかなう助け。あれは核心に触れている。あれこそエデュケーションだ。

なんの因果か海外の王様のブランチみたいなテレビ番組で1回だけナビゲータを勤めるハメに。今日はそのロケで、代官山を紹介(笑)。どうせ字幕で日本語なんてわかりゃしないんだから、いや完全にそんなはずはないんだがそういうことにでもしないと喋れねえわけだけど、適当なことを喋り散らす。いま日本では、えーと、モードに敏感なボーイズの間でコサージュを付けるのが大ブレイク! ガールズはとにかくアロエが人気で、食べるばかりでなく鉢植えを帽子にあしらったり、棘のついた指サックを使ったアロエリングがイン! タカシ・ムラカミの最新作はアロエベラくん。これに触発されたキタノが「アロエスダチ」の撮影にクランク・イン。あとレコードの発売のことはドロップって言うんだ(これは嘘)。

代官山なのでユトレヒトに寄る。江口くんの奥様のことを先月「こわい」と書いてしまったのがご本人の目にとまってしまったらしく、いやちょっと! ヒー! あんまり適当なことは言うもんじゃないね。いや、ほんとはすげえ優しくてスタイル抜群で、えーとやっぱり怒らせたくないステキな女性です(笑)。つうか職業病! 彼女といいi誌のMさんといい、有能な女性編集者さんには共通の迫力があって、怒られている姿をシミュレートするだけで泣き出しそうになるんだ。なので、えーと、ごめんなさい。けっこう長居してしまった。帰宅して「お熱いのがお好き」「タクシードライバー」、鉄拳(ゴメン椎名、やっぱり俺ゲームだめだ。もうよしとくわ)。