携帯の料金を支払うため10時まで時間を潰さなければならないんだけど、うっかりみんなと別れてしまって誰もつかまらない。しかたがないので大定番、山の手線一周。ほんとにしたの初めてだけど。

もう一周するのもしゃくなので新宿でホリデー快速とかいう湘南色の電車にのって高尾まで行く。ベンチシートに座るだけでいつもの風景も旅情チック。天狗にあいさつして山をちらっと見て深呼吸したらさあ引き返しましょう。

ドコモで料金を払って1週間ぶりに携帯復活。帰り道に見慣れない店を見つける。革細工とシルバーアクセの店。あーインディアンの写真飾ってあるよ。ベタだな。のぞいてみる。

けっこう意外だったのが店主のおやじが立川ネイティブだったこと。戦後の立川、それもベース寄りの文化に触れていた人の昔話を聞くのは初めてなのでけっこう面白い。昔話するような年寄りってベース恐がって近づかなかった手合いが多いから。知らないことも多かった。いま正式名称が公園東通り(誰もこの名前使っていなくて通称南北道路)という道路がフィンカム通りと呼ばれていたことなど。まあ自慢話は6割掛けでね。

向かい風の中を腿に鈍い痛みを感じながら自転車で走っていく。これでひと段落ついたねえ。やっと落ち着きを取り戻した体の中に一気に春が流れ込んできました。雲の紫や霜柱や鉄の冷たさや土の匂いを愛でるくらいの余裕がようやくこのとき戻ってきたように思う。風、風、風。

さあ寝よう!と英から電話。孝夫、靖、英、僕とひさしぶりに4バカ揃っての雑談はガストにて。ガストねー。

英は内定したようです。なんとかというカバン屋に。いきなり余裕の見えだした英に内定のない3人が「安いな」と指摘。彼は気にも留めない様子。その後英がうちに来てボクチンに大説教。もう言いたい放題。言わせておく。でも一部響く。