一日中家で仕事。

のつもりだったんだけどいいかげんおんも出ないと死ぬのでIDRに行きましょう。仕事の進行も行き詰まってるけど精神衛生のほうがだいじ。

20時過ぎに仕事を切り上げてシャワー、1週間ぶりに着るパジャマ以外の服。家を出たところで同級だった萬田さんに遭遇。あらおひさしぶりーで立ち話。茶髪、この秋冬みんなが履いてるへんてこなブーツ、焦げ茶のロングコート。モードとは違う意味の流行に抵抗なく追随してる姿が、なにやら一生懸命生きてるんだねって感慨をもたらす。ほう僕の好きだったあの子はもう2児の母ですか。僕も頑張りたいものです。

吉祥寺に寄って33。買いこぼしていたMayuriさんのEPと友達に頼まれていたレオパルドンを買う。服も見たけど、プリントが気に入っても色目が悪かったりサイズがでかかったりして保留。

肉屋。最近のPOPはほんとちょっとどうかと思う。買わせるための煽り文句が過剰すぎて笑いを誘う、っていうのが芸風だったわけだけど、いまや笑いを意識してしまった上で売ろうとするのであざとすぎます。そんなにビジネス拡大したいですか?非テクノな盤を3枚ほど購入。あー看板娘のRIEさんはかかってきた電話を操作ミスで3回立て続けに切ってしまうという、相変わらずのチャームっぷりを見せつけていました。

ちょっとぶらぶらして、MOへ。レジデントDJ陣に加えてLivePAが2組。いい雰囲気のパーティーでした。楽しませていただきました。

LivePAを見てちょっと考えさせられました。音楽そのものとプレイヤーのエゴとの相克についていまさら。

これは自分も含めてだけど、楽器弾くひとってなんで出音のバランスのこと忘れて自分のボリュームをあげちゃうんだろうね。いやそれはプレイヤーが未熟なだけかもしれないけど、知っている限りで言うと、かなり優秀なプレイヤーにおいてさえもその傾向は否めないのも事実。とくにギターの人ね。ショウマンシップ?それは大道芸でやって下さい。ライトハンドだよお立ち会い、とか。

同じことを別の側面から見ると、演奏中にギターの人がギターを弾いていない瞬間ってものすごく少ないんだこれが。ジャンルを問わず。サウンドにはやっぱり必然性があって、それに則してインストゥルメントが選択されるのが筋だと僕は思っているんだけど、とりあえず手持ち無沙汰じゃいられないとかそういった理由で音を出すのは不純だと思います。「それがバンドのサウンド」なんて言い訳は音楽の神様に失礼ですよ。

僕自身が20才過ぎからぐっとエレクトリックよりの音楽に傾倒した主な理由は、そんな本来音楽とは関係ないさまざまな要素が音楽に侵入してくるのに我慢ならなくなったところもあると思います。ワンシークエンスの反復によって組み立てられる音楽への嗜好は一貫していますが。

デートのために練習休んだ誰かを責めたりしたくないし、もちろん自分もデートはしたいし。生活や人間関係を排除したがる傾向を離人的と呼んでもかまわないけど、それらによって音楽がどうこうされるのはやっぱり耐えられないから。だって誰々には頭が上がらないからヴォリューム下げろなんて言えない、みたいな状況ほどばかばかしいことはないよ。

そんなことをLiveを聞きながら考えていましたとさ。僕、音楽、好きですよ。ええ。