私はアホのせいで大学に5年行っていて、そのせいで「卒業単位が足りない!」という夢にうなされてガバッと起きることが、最近こそめっきり減ったが40前まで定期的にあった。そんな人間が40を超えて大学に通い始め、中間試験対策でアタフタしているのだから、これはやはり人生を賭した悪い冗談の一環というか、シンプルに悪趣味の発露なのではないだろうか、という気すらしてくる。

きょうはイヤトレがミッドターム対策、ハーモニーがミッドタームプロジェクトのレビュー。課題の習作を先生がつぎつぎと初見で弾いていく。拍手、講評、拍手。客観的に見ても習作とは思えないくらいレベルが高い曲が続き、あとみんなfinaleという写譜ソフトで清書してくるので、どうにも玄人はだしに見える。アラブ圏の子がフリジアンでオリエンタルな曲調のを作ってきたので、けっこうお里が出て面白いな、と思った。

それで思い出したのだが、何日か前に柳樂っちがリオネール・ルエケのインタビューを起点に、バークリーという教育機関の国際性についてエッセイを書いていたので、まずはそれを、ちょっと読みに行ってもらえますか。→https://note.mu/elis_ragina/n/ne208243f1742 読んだ? いま課題地獄で書く時間が取れないので、僕の感想はそのうち書きます。サーセン