4000人を超える生徒がいた前の学校と違って、CCNYのJazz Studiesはだいぶ規模が小さい。何人いるのか知らないけど、ほとんどの履修にはチェアの承認が必要で、それで今日ようやくチェアにお目通りとなって、どのクラスを取るかの個別面談となった。私がすっ飛ばしたのかもともと無いのかわからないけれどプレイスメントテストを受けていないので、まずはハーモニーの先生とマンツーで実力テストを受けることに。

その場でのテストなので口頭試問になったのだが、これが情けないくらいできなかった。前の音大の卒業生として泥を塗ったように思う。オマーごめん。言い訳をするとしたら英語での口頭試問なんて初めてで死んだ、ということになると思うのだけれど、とにかく楽器やペーパー相手なら答えられることがスラっと言えなかったので、ほんとは学科免除にしてもらいたかったけど、無理だった。

でもけっこうこれは本質的でありがたいことで、つまり反射的に答えられないというのは知識が血肉化していないのだ。口頭試問してくれた先生のクラスを取ることになったので、あんな感じで教えてくれるなら、身になりそうな予感がする。そしてコースの名前とかを見ても全体にすごく実践的なムードがあって、なんだかこの学校のカリキュラムに好感を抱き始めているのだった。

留学生登録をするための書類をプリントアウトしなくてはならなくて、検索したら近くのカフェにプリンターがあると出たので行ってみたら、カフェに無人のプリンターが設置されていて、メールで入稿するとリモートで印刷タスクが飛んでプリントされてくる、というどっかのスタートアップがやってるサービスだったのだけれど、実際やってみると異様に重くて、1枚刷るのに2分かかるという地獄が待っていた。

ちょっと気が利いたアイデアだったのに実装がくそなおかげで12枚刷るのに24分かかってしまい、留学生オフィスが閉まってしまった。また明日行かなければ。今日は走れませんでした。最近お好み焼きに凝っていて、毎夜家族が寝静まった頃にいろいろ実験している。精神が行き詰まったときはキャベツ食ってジョギングしてプロテイン飲めばなんとかなる。はず。実績値。