とにかく、くたくたです。それでも前回の引越しに較べれば楽にこなせてるのかもしれない。えーと振り返りっていきますと、まず引っ越し業者の話でした。日本の引っ越し屋って基本、積んで運んで降ろしてがワンセット、それにプラスでお任せパックみたいな梱包・荷解きサービスがあったりする。アメリカはどうかっていうと、まずお任せパックは今回調べた限りではありませんでした。もしかしたらすごい高級なところとかあるのかもしれない。

逆に日本にないのは安く済ませたい人向けの、分業スタイルの引っ越し業者なんだけど、これは「積んで」と「運んで」と「降ろして」がセパレートされている。つまり現住所での人足と、新住所での人足と、運送そのものが別の会社に頼めるっていう。特に面白いの運送そのもののところで、PODSっていうとこが最大手っぽいんだけど、依頼すると指定した日に家の前の道路にコンテナをどかーんと放置していくのね。路上駐車みたいに。初めて見るとギョッとするくらい異様な風景なんだけど。

そんで依頼主は決められた時間までにそのコンテナに荷物を積み込む。そこは地元の人足を雇ってもいいし、もちろん自分たちでやってもいい。そんでその時刻が過ぎるとトラックがやってきてコンテナをかっさらっていくわけ。そんで新住所の前の路上にまた、ズドーンって放置していく。依頼主はふたたび規定の時間までに、人足なり自分たちなりでコンテナの中身を降ろして運び入れて、終えたらコンテナ回収のトラックがやってきて、おしまい。これがいちばん安上がり。

ただ地元力仕事、コンテナ運送、新住所力仕事で3つの会社と契約を結ぶ手間がかかる。今回新居が決まらないことで追い詰められていたのもあって、ほんとはちょっとやってみたかったんだけどやっぱ楽させてください、ってことで、積み込みから運送、搬入までワンストップで引き受けてくれるところに頼んじゃった。屈強な男3人がやってきて、まあ日本の引っ越し業者ほどこまやかではないとはいえ、じゅうぶんにジェントルで見事な仕事っぷりでした。

そんで、新居でおなじみネット契約なんだけど、このアパートメントは2社から選ぶことができて、ところがより合理的なプランが選べたほうの会社がよー、申し込みによー、クレジットヒストリーが必要だって言ってきたわけだよ。もう入居時審査のずたぼろふたたびで心折れましたよ。折れたので、次はアメリカのクレヒスの話を書きたいと思います。ちなみにもう1社はすんなり申し込みできたのであと数日でネットつながりそう。