お子がおれの子だけあってまんまとアトピー発症して、チルドレンズホスピタルのアレルギー科に行く。当然おれの話になる。むしろおれの話がメインになる。イタリアから来ているという研修医がなにやらメモを取っている。アレルギーテストの準備をしてくる、と言って診察室を出た瞬間、医者が研修医にボソッと「interesting」って言ったもんだから奥さんが吹き出した。チルドレンズホスピタルの採血フロアにはギターを提げたシンガーが待機していて、待合室から採血室まで歌いあやしながらついてきてくれる。いい仕事だな。

帰宅途中にberkleeの生徒ポータルを見ると、すべての成績が出揃っている。首席ではないものの成績優秀者には入りそうだ(そんなもんどうでもいいのだが)。さておき問題は卒業で、卒業判定がやはり下りていない。レギュレーションどおり96単位揃えたというのに、1単位足りないというメッセージが出たまんまである。予想してたとはいえ、うんざりした気持ちを引きずりながら、graduation specialistに「たすけて〜」的なメールを送る。このまま卒業判定が出なかったらどうしてくれよう、的なガックリ感に包まれながら寝る。