7/28 リハモはメロディにアジャストさせたアプローチコードと、総まとめ。もうまとめかよ〜。この授業は終了後に復習しないと身につかない気がすごいので、やらんと。夕方リハ。どのアンサンブルもお尻に火が付いて、この週末は毎日複数本のリハ。おまえらー。だから早いうちから集まろうって言ったろー。

7/31 リンカーンPI、試験対策で、7/8のブルース進行を流しながら20分以上えんえんソロ。死んだ。3分もすると手札が尽きてくる感覚を覚えはじめる。5分でほんとうに手札が尽きる。10分過ぎると筋力のほうの限界がやってくる。弱い。弱すぎる。もう逃げ出したくなるが先生はニコニコ伴奏し続けてくれているのでやめられない。だいたいこのくらいの練習は、初学者だって普通にやってるのだ。いままでベース奏者だってことを傘にきて逃げ続けたからしんどいのだ。何もかも足りなすぎる。もっとやんないとなー。

昼に921でスコットのアンサンブルのリサイタル。リハが足りなくて構成にボロが出まくったけど、個人技でカバーしてなんとか形にはなった、のかな。35分の演目のはずが50分もやっちゃった。ひどいw。ジャムの緩さと良さみたいなのは両面あるけど、いずれにせよ度胸が要る。あとうまい子さすがだなーって思うのは、ダラけた時間帯が発生しても、キメとかエンディングとかを絶対外さないんだよね。それでオーディエンスの印象がしゃっきり書き換えられてしまう。あとでビデオ見返したらアクションがダサすぎて死んだ。おっさんの内股ほんとヤバい!

8/1 進路指導はフィリピンから来てるジレちゃん(すごく才能あってしかもかわいい)が自分のプロジェクトを発表したり、あとアミネがジミーファロンに出たときのビデオ見てディスカッションしたり。アミネのREDMERCEDESはミンストレルショーのリバースエンジニアリングだと思うって言ったら先生だけすごく受けてくれた。

そのあと来週ツアーでお休みのリンカーン先生の補講。つまりこれがリンカーンとの最終授業ということになる。昨日に引き続き、きょうはActual Proofのカラオケ(先生と共同で作ったw)を延々流しながら、ベースラインも担いながらのソロ25分。やっぱり死んだ。そりゃ入学時よりは上手くなってるとも思うけどさー、こんな徒手空拳で卒業させていいんかねーという気分に。

午後のMotown/AtranticはWhat's happening brotherをまた8小節だけ執拗にコピー。おれはジェマーソンの開放弦使った手クセ分析には自信がある。Pop repetoirは持ち寄りで耳コピ大会。

8/2 リハモ、これまでやったリハモ手法を複合的、多重的に使用した拡張について。サンプルがビルエヴァンス中心になる。巨人だなー。そのあとネデルカのアンサンブルのリサイタル。授業があるからリハに行けないって伝えておいたのにrootsyがいないってことになっていたらしく、なんとも脱力。

リサイタル本番は、おとといのに比べたらリハができていたのもあって、あとみんなそこそこリラックスムードで、楽しく終えられたように思う。一度だけマジかよっていうミストーンをした。また例によって、簡単なところで。減ってきた気はするんだけど、この悪癖をなんとかしないとステージ仕事では一生信用されないで終わりそうで、怖い。奥さんとお子と、奥さんのママ友がおふたかた来てくれて、同じ月齢の幼児が3人並んだ。大学では珍風景だったように思う。ネデルカはすごいよろこんでくれた。

ライブの興奮も残ったままミッチのアドバンストハーモニー、今週からビル・エヴァンス(またしても)。リハモ視点ではなく、マルチトニックやアクシスシステムからの分析が中心。これでいちおうジャズ和声の理解としてはポリモーダルが抜けてるくらいには埋まってきたかなー。その先は現代音楽領域に突っ込んでしまうように思えるし、なによりおれはポップ耳なので、自分の魅力を感じる領域がわかれば、よしとしよう。